王羲之「十七帖」の臨書です。直線的な強い筆線と和らなかすれが調和した作品に仕上がりました。

北魏「張猛龍碑」の臨書です。左右のはらいにポイントが置かれ、名前も作品全体を引き締めています。

注意深い始筆と強くしっかりとした筆使いで、文字をバランスよく組み立てています。
　

一点一画をていねいに書き、おっとりとした心あたたまる作です。名前の書き方も明るく伸びやかです。

光明皇后「楽毅論」の臨書です。大胆かつ繊細な運筆を体現し、情感味あふれる作となりました。

紙面を有効に使い、錬度ある自在な筆運びが魅力の作。名前の書き方も模範的です。
　

ねばり強く堂々とした筆線で、二文字の組み合わせが絶妙です。気脈も終始一貫しています。

「魏霊蔵薛法紹造像記」の臨書です。ノミで彫るような鋭い線と空間を活かした配字がみごとです。

勢いのある力強い筆線で、意志の強さを感じます。漢字とひらがなの大きさや配字のバランスも優れています。