書道の美術館

一以貫之

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一以貫之

政治家は国民の幸福に、農人は食糧の道に、工人は器物造りに、商人は商道に、教育者は人間形成に、学術技芸者はそれぞれの研究に、医者は医業に、宗教家は精神生命を救う、芸能人は慰安を与える。

人にはそれぞれの分がある。その分に向かって之を貫く。かくて国が栄える。

会員諸子は、学校の書教育の欠を補う立派な職分に向かって之を貫いて欲しい。

(『中道』昭和40年7月号、『巻頭言集』P8)


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